キャンプ時にやっておきたい防犯対策

防犯

キャンプでの盗難をいかに防止するか

キャンプをしているときはいくら注意をしたとしても、自宅や車の中で過ごすよりも無防備となってしまいます。
寝ているときやトイレに行っているときなどに大切なキャンプ道具が盗難されていたということは珍しくはありません。
人間のみならず、動物に道具や食料を盗まれてしまうこともないわけではありません。

キャンプでの盗難をいかに防止するかについては全キャンパーの大きなテーマとなります。
何の対策もしないのは無防備過ぎるため、自分でできる対策を行っていくのが望ましいです。
誰でもすぐに実践できる防犯対策について見ていきましょう。

大事なものをテント内に持っていく

キャンプ道具や食料など、大事なものはテント内に持っていくにこしたことはありません。
無防備に外に置いたままにしておくのは危険で、寝袋の一番奥に隠しておくのも効果的です。
寝ているときにはランタンを点けっぱなしにしておくのもひとつの方法となります。
ちゃんとテント内には人がいることをアピールできて、トイレに行くときにも効果的です。

テントにダイヤルロックをすることも視野に入れた方がよいでしょう。
長時間テントを一人ぼっちにしてしまうときに適した防犯対策です。
インナーにもロックすればダブルロックとなり、盗難被害に遭う可能性は低くなります。
ダイヤルロックであるのなら暗証番号を決めてしまえば、仲間内での開錠も可能です。

単純ながら抑止力を発揮する方法

テントの外からサンダルを見えるように置いておくことで、テント内に人がいるように思えるものです。
洗い物やトイレに行くときなどは無防備であるものの、テント内に人がいると思わせることによって盗難に遭う可能性を低くできます。
何もサンダルだけではなく、ラジオを付けっぱなしにするという方法もあります。

どちらも共通しているのは人がテント内にいることをアピールすることです。
一見あまり効果がないように思えるものの、分かりやすいからこそ抑止力を発揮します。

防犯ブザートラップでもしもの場合も安心

防犯ブザートラップを仕掛けることによって、もしも盗難被害に遭いそうなときであっても犯人はそのまま何も盗むことなく立ち去ることが予想されます。
テント内にすべての荷物を入れることができない場合は特に防犯ブザートラップを用意しておいた方がよいでしょう。

注意点となるのは風などで倒れてしまうと誤報になってしまうことです。
しっかり倒れないように工夫してこそ魅力的な防犯対策となります。
盗難が頻発しているキャンプ場であるのなら、もしもに備えてしっかり準備をしておけば、就寝時に余計な心配をすることはなくなっていくでしょう。