車中泊でお手軽キャンプ

車中泊

初キャンプはテントではなく車中泊がおすすめの理由

初めてのキャンプだ!とワクワクして、グッズ一式をすべてそろえたのに、それ以降、一回もキャンプに出掛けたことがない・・という人もいます。
キャンプグッズを一式そろえると費用がかなりかかるので勿体ないです。

そこでキャンプに興味がある、これからキャンプを楽しんでみたいという人は、車中泊キャンプをおすすめします。
キャンプは基本的に寝る、食べる、遊ぶという三つの行動をするわけですが、何もテントなどを張らなくてもこの三つの行動が全てできるのです。
テントを設営したり、火を起こして調理したり・・・こうした行動も初心者の方はかなり時間がかかります。

テントなどを設営する時間がなければ、遊ぶ・食べるということに時間をかけることができるので、キャンプの楽しみを体験できるわけです。
また車中泊にすることで、急に雨が降ってきても困ることがありません。
テントを設営していて雨が降ると、閉まってその後、カビなどがつかないように広げて乾かして・・・という作業も必要となるので面倒なのです。

車中泊で気を付けるべきことは?

快適に眠れる場所とするために、フラットな平面を作る必要があります。
車の中はシートを全面に倒せるタイプでも、どこかしら凸凹ができるので、クッションやブランケットなどをうまく利用して、凸凹や傾斜をしっかりなくすことを考えましょう。
凸凹や傾斜をなくしてから、その上に厚めなキャンプマットを敷くといい寝床になります。

一人キャンプでもカップルキャンプでも、車内が見える状態だとしっかり眠ることもできませんし、防犯面も気になります。
車内が見えないようにする工夫も必要です。

窓を覆うことで暑さ・寒さの加減ができますし、眩しくて朝早くに目が覚めてしまうということもありません。
衣類などで覆うとガラスが結露する可能性もあり、びしょぬれになることもあります。
そのため、車のサイズにあった前面ガラスを全部覆うサンシェードを持っていると便利です。
サイドの窓は濡れてもいいバスタオルなどを利用したり、サイド用のサンシェードを全面に貼っておくといいでしょう。

夏は暑さ対策も必須

車内が見えないようにすることも必要ですが、そうなると車内はかなり熱くなります。
キャンプ場で車中泊する時には基本的にエンジンを切るというマナーがあるので、暑さ対策を考えていくことも必要となるのです。

窓を開けておくなら蚊帳を利用したり、芳香剤的な虫よけを車内に入れておきます。
携帯用扇風機を持っていくのもいいでしょう。
また、クーラーボックスの中に保冷剤やアイスノンを入れておいて、寝るときに枕の上にのせておけば快適です。