キャンプで使える小ワザまとめ

キャンプのテクニック

洗いものをできるだけ少なくする小ワザ

キャンプで意外と面倒なのが、使った調理器具や食器の洗いものです。
自宅と違って水場がテントから遠いというのはよくあることですし、それほど水圧も水量も多くないことがほとんどですので、手軽に洗いものをするというわけにはいきません。
そのため、できるだけ食器などを汚さないように使う工夫をすることができます。

たとえば、皿などにサランラップやアルミホイルを敷いてから出来上がった料理を盛り付けるという方法を採ることができます。
こうすると、皿を汚さずに済み、食べ終わったらラップなどをまとめて捨てるだけですので、かなり作業が減ります。
また、ラップなどの代わりに柄付きの紙ナプキンなどを敷けば、見た目にも良くなって雰囲気も盛り上がりますので一石二鳥です。

使いまわせる料理を考えておくのも効果的

野外で食べるご飯というのはとてもおいしいものですが、あまりこだわり過ぎると、料理の時間がかなりかかってしまったり、持っていく食材が多くなってしまったりして大変なこともあります。
そこで、同じ食材を使いまわせるような料理を事前に考えておくと楽しみを減らすことなく、効率よく料理ができます。
もしくは、料理そのものを使いまわせるようにするという工夫をすることもできます。

たとえば、一日目の夜にスープを作って、次の人にはその残りのスープを使って雑炊やリゾットにするという手があります。
また、バーベキューで残った食材を細かく刻んでチャーハンにするという人も多くいます。
ちょっとしたアイディアで、おいしく簡単なアウトドア料理ができますので、出かける前にできるだけ効率よくできるような料理を考えておくと良いでしょう。

持っていく材料をよりコンパクトにする

キャンプに出かける時は、テントやタープなども含めると結構な荷物になることが多いので、できるだけ省ける荷物は減らしたいものです。
そのための小ワザとしては、調味料や調理器具、食材などを最小限にするというものがあります。

たとえば、お米や水を量る時には、自宅ではカップなどの器具を使いますが、アウトドア用品には便利なものが多いので、こうした計量器具を省くことができます。
シェラカップなどには、カップそのものに計量できる目安が刻まれていることが多いので、事前にお米1合がどのくらいになるのかなどを見ておくと、キャンプ場でメジャーカップを使う必要がなくなります。

また、胡椒やハーブなどの調理料はそれほどたくさん使うわけではないので、必要な量だけ持っていくようにすれば十分です。
そこで使える小ワザとして、ストローの中にこうした香辛料を入れて、両端に熱を加えて溶かして留めるという方法があります。
ストロー一本分だけのスペースになりますし、使い終わったら捨てられるので省スペースにかなり役立ちます。