車に放置禁止のアイテムとは

乾電池

キャンプ・アウトドアグッズを車内に置きっぱなしするのは危険?

キャンプ、アウトドアが好きな方は、利用するグッズを車に入れっぱなしという人も少なくありません。
すぐにキャンプに行くのに、荷物を降ろすのは確かに面倒ですし、どうせ車にまた積み込むのだから入れておけばいいやと思う気持ちも納得です。

しかしアウトドアグッズの中には、車の中に放置するのが危険なグッズもあります。
かなり厄介になってしまうものもあるので、面倒がらずに出しておけばよかった・・と思わないように、車内放置がリスキーな物について理解しておきましょう。

ガス缶・乾電池の車内放置は危険です

キャンプでは何かと便利なガス管、ちょっとコーヒーを飲むときなど火おこしなしで利用できるガス管は、ストックしておきたいグッズです。
しかし車内にガス管をそのままにしておいて、車内の温度が高くなると爆発の危険性があります。

同じく、乾電池も熱い車内に置いておくのは危険です。
高温になると液漏れを起こしたり、発火するという危険性もあるので、必ず車内から出すようにしましょう。

ライターはどれも危険と考えよう

煙草を吸う人が少なくなっていますし、近頃は電子タバコなどが主流となっているため、ライターではなくガストーチなどを利用するキャンバーも多いです。
しかし、ライターもガストーチもどれも車内に放置するのは避けましょう。

ライターもガストーチも可燃性がある物なので、車内が熱くなるといつ爆発するかわかりません。
愛煙家の方はライターを車内に置くのではなく持ち歩くこと、またキャンプに利用するガストーチなども、キャンプから帰宅したら忘れずにおろすようにしましょう。

え?キャンプグッズで銃刀法違反?

銃刀法違反なんてそんな大げさな・・・と笑う人もいますが、実際に、車内にキャンプグッズのナイフを置いてあったことで、銃刀法違反で逮捕されたという例もあるのです。
キャンプグッズの調理グッズの中にナイフがあるとか、缶切りや皿などの小物類と一緒にあったということならキャンプグッズと認識されます。

しかしダッシュボードの中や、グローブボックスの中などにナイフが入っていると、すぐに取り出して利用できることから、銃刀法違反で逮捕となることもあるのです。
すぐに取り出せるところにナイフを置いてあるのは危険と判断されるので、必ず調理グッズなどと一緒に保管しましょう。

ただし、こうした調理グッズなどと一緒に保管していても、キャンプの行き帰りではないのにナイフが車内にあるのはNGです。
キャンプに行く、行ってきたという理由がなければ、車内に危険なナイフを置いておくことは危険とみなされます。
銃刀法違反では刃物の刃の長さが6㎝を超えるものでなければいいとされていますが、6㎝を超えないものでも、「軽犯罪法」に触れる可能性があるので、車内に置いておくのは危険なのです。