コツが必要なご飯の炊き方

キャンプでのご飯の炊き方のポイント

キャンプでご飯を炊くと、やはり気分も盛り上がりますし、家では味わえないご飯のおいしさを楽しめるのが魅力です。
せっかくのキャンプでご飯を炊くのであれば、飯盒を使うという方が多いことでしょう。
飯盒でおいしくご飯を炊くには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

その流れとしては、まず米をフタを使って計った上で、飯盒を使って研ぎます。
研ぎ汁の濁りが少なくなったら水に浸しておくのですが、夏であれば30分くらいの時間置くのがベストです。

その後、飯盒の内側に刻まれているラインを見ながら、米の量に合った水を入れます。
中ブタと外ブタを閉めて火にかけていきますが、この際、沸騰するまでは弱火をキープするのがポイントとなります。
沸騰したら強火にし、しばらくすると吹きこぼれてきますので、そのタイミングで弱火から中火くらいにします。

中の水分がなくなると飯盒自体の振れが収まってきますので、火からおろします。
そのまま10分くらい放置して蒸らせば、完成です。

炊飯に失敗してしまったら

頑張ってご飯を炊いてみたものの、仕上がりが良くないということもあります。
たとえば水っぽくなる、もしくはかなり柔らかくなってしまう場合があります。
このような時は、まずフタを開けた状態にして、しっかりと上から下まで混ぜましょう。
それでも柔らかい感じが強いのであれば、さらに水を加えてお粥にした方がおいしく食べられるでしょう。

芯が残っていて硬い場合は、まだ十分炊けていない可能性が高いです。
少しの水を加えて、弱火にかけると上手に炊けるかもしれません。
この際、水は多く入れてしまうと柔らかくなりすぎますから、ペットボトルのキャップに入るくらいの量で十分です。
再度火を入れても硬いようであれば、この工程を繰り返してみましょう。

キャンプ飯おすすめレシピ

キャンプ飯でおすすめのレシピとしては、まず焼きカレーです。
ご飯の他にレトルトカレーと鶏肉、チーズ、卵を用意します。
スキレットなどで鶏肉を炒めて十分に火が通ったら、そこにご飯とレトルトカレーを入れます。
全体をよく混ぜてから、センターを凹ませてその部分に卵を入れます。
さらに、全体にチーズをかけて好みの感じになるまで火を入れて完成です。

鶏ご飯もおすすめです。
お米と鶏モモ肉、コンソメ、ネギ、胡椒だけでできて、おいしく仕上がるのがうれしいところです。
米は研いでからダッチオーブンに入れていき、その上に鶏モモ肉を塊のまま載せます。
さらに、コンソメを入れてから必要な量の水を入れて火にかけます。

最初は強火にして、沸騰してきたら弱火にします。
15分くらい弱火で加熱したら火を止めて10分くらい蒸らし、最後に胡椒をかけて完成です。