雪山の怖さを思い知って

雪山

地上では何事もなくても、山にのぼってみたら雪が積もっていた…ということは本当によくあること。
なので、意識しなくても山を登れば雪山である可能性があります。
富士山だって、したはともかく上の方はいつも雪が積もっていますよね。そういうことがありますので、山の気候は大変に厳しく、したとはぜんぜんちがうと思った方がいいです。
また、慣れている人でも何が起きるのか解らないのが雪山登山。
実は、毎年多くの人が雪山で迷子になるということも、良く知られています。

雪山がもつ数々の危険を頭に入れておこう

雪山には、数々の危険がありそれを意識しておかなければなりません。
ここで、雪山には具体的にどのような危険があるのかについて、まとめてみました。
まず、ひとつは転落。雪でできたところは滑るので、崖から滑り落ちる様に転落してしまう可能性がありますので注意が必要です。
雪や氷は平地であってもすべりやすいです。これが山となれば、どうなりかはわかりますよね…
実は、雪山で遭難する人の多くがこの滑落で亡くなっているといわれています。一度滑るとひっかかる場所が少ない雪山では、すべりおちていきその過程で衣服が脱げ、裸のまま発見されるひとも多いとか。
これが、どれだけ苛酷な状況なのかがよくわかりますね。
雪山で迷子になることは創造できても、この「滑落」に関しては考えない人も多いために、今後はぜひこの「滑り落ちる危険性」についてよく知ってほしいと思います。

そして、悪天候も怖い

もうひとつの怖いポイントが「悪天候」です。
とにかく気温も天候も替わりいやすい雪山では、急に天候が悪化してなにも見えなくなってしまった…ということも。
何度言っても、本当に軽装で山の中に入ってしまう人がいます。
これは本当に危険なことなので、絶対にやめてください。地上は晴れていたのに、山に入ってみたら悪天候が続いて大変なことになった…というのはよくあること。
へたすると、この悪天候のせいで帰ることができないとか、そういうこともあります。山に入るためにはきちんとした装備が必要、そのことをきちんと認識して、正しい知識をもって山に入るということを考えていきたいですね。

このように、雪山には本当にたくさんの危険があります。
いかに丸腰で雪山に入るのが危険なのかがよくわかるのではないでしょうか。
このゆな危険もあるということをしっかりと考えたうえで、雪山登山をはじめとする登山の危険性について考えてほしいと思います。