日本三大清流の一つ「柿田川湧水群」

湧水

柿田川湧水とは?

東京から2時間ほどの場所にある、富士山の麓の柿田川という小さな川です。
名前はあまり知られてはいませんが日本三大清流にもなっており、とても綺麗な川です。
ここの湧き水は富士山に降った雨や雪解けの水が出来たものです。
小さな川ですが、1日100万トンもの水量があり、川からはどんどん水が湧き出ている様子がうかがえます。

名水百選や二十一世紀に残したい日本の自然百選にも選ばれている場所であり、住宅街の中に突如森が現われ、小さな川が見えてきます。

水について

ここには柿田川湧水公園があり、第二展望台に行くと、ここはパワースポットともなっており、他にも湧水スポットはありますが、ここは他とは違うことがわかります。
その水はエメラルドブルーになっており、まるでサファイアのような色をしています。
水面は穏やかに見えますが、底を見れば水が湧き出ているのがわかります。
近くには貴船神社があり、縁結びの神様として知られているので、片思いの人などは訪れてみてはいかがでしょうか?

公園内はケヤキなどに囲まれた遊歩道があり、水辺を散策できます。
マイナスイオンもたっぷり出ており、歩いていると小鳥のさえずりも聞こえます。
とても綺麗な水ですが、実は雪解け水や雨水が地下に流れていき、溶岩の層を通るとろ過されて綺麗になります。

とても綺麗な水なので、もちろん飲むこともできます。
いつも15度前後の水温になっており、ミネラルや炭酸ガスや酸素も豊富に含まれる水は、三島市などで飲料水としても使われています。
公園内にはひしゃくが置かれて、水が飲める場所がありますので、そこで水をいただけます。
またペットボトルなどがあれば、水を入れて持ち帰ることも出来ます。
友だちや家族へのお土産として、一つ水を入れて持って帰っても良いでしょう。

湧水を使ったグルメ

公園の駐車場に近くには、泉の館という旧家があり、そこに売店やレトロな喫茶店や蕎麦どころなどもあります。
ここの料理は湧水を使用しているので、是非とも味わってみてはいかがでしょうか?
特に豆腐やわさびなどのお土産が人気です。
湧水で作った豆腐使用のアイスクリームは、わさびや抹茶など5種類の味があります。
喫茶店では湧水で淹れたコーヒーを楽しむことも出来ます。

また町営駐車場には、果物や野菜の直営販売所もあり、美術館もあります。
美術館と公園の繋がりはわかりませんが、刀剣や焼き物などの古美術が展示されています。
このようにして柿田川湧水の公園は、散策して楽しんだり、食事をして楽しんだりと、1日いても十分に楽しめるスポットです。
訪れるとしても東京からでも2時間もあれば到着しますので、十分に日帰りでも楽しめるスポットですね。