ビーチパラソルの正しい立て方

ビーチパラソル

きちんと立てないと危ないビーチパラソル

ビーチパラソルは海の風物詩としても人気の高いアイテムです。
一見すると簡単に誰でも立てられそうにもいますが、油断すると強風や足場が悪いために倒れてしまい、予想外のケガにつながってしまうこともあります。

また、ビーチパラソルもメーカーによって種類があり、2人程度の方が休めるタイプから大型のタイプまで様々です。
イベント用のテーブルと一体型のビーチパラソルも販売されています。

夏の日差しを避けて便利なビーチパラソルですが、足場や組み立て方などは十分に注意して転倒予防や周囲の人に迷惑をかけないように注意してください。

パラソルを閉じて作業を開始

ビーチパラソルは、基本的に立てるときにパラソルを閉じて作業を始めることが大前提です。
パラソルを開けたままになると、きちんと直線で立てるのが難しくなり、十分に支柱に重みを加え、深く立てることができなくなってしまいます。

これは大変危険な状態であり、運が悪いと転倒しまうなどのケガの原因にもなります。
また、何度も使い続けているパラソルですと、開閉部が緩くなっているため、パラソルが開きやすくなっていることがあります。
この場合、パラソルの開閉部をひもなどで縛って完全にロックして支柱を立てる作業をするようにしましょう。

支柱はがっちりと深くまでさす

ビーチパラソルが強い風で転倒しないようにするためには、支柱を奥深くまで埋める必要があります。
この作業を油断してしまうと、支柱が緩んでしまい、強風などで飛ばされる危険が高くなります。

また、支柱を奥深くまで埋め込むときには、少し円形に回転を与えて、ポール内に砂が入りながら奥深くまで入り込むようにすることがポイントです。
そうすることで、支柱は安定して深く入り込み、途中でぶれたり揺らいだりしないで済むので、最後に固定されたのか確認しましょう。

ビーチパラソル固定後の注意点

ビーチパラソルが無事、完了したとしても強風で支柱がぶれてしまうことや、近くで体重をかけてしまうことで、不安定になることがあります。
そのため、時折、安定してパラソルが固定されているのかチェックは忘れないようにしましょう。

また、近くでボール遊びをしている方がいる場合や、自分たちが何かレジャーで遊ぶときにもパラソルを近くに立てるのは接触による転倒の原因になるのでやめましょう。

ビーチパラソル収納時の注意点

ビーチパラソルは収納するときに、強引に砂から引き抜くと金属部分に砂が入り込み、金属の一部が変形してしまうことがあります。
また、海水が触れてしまって十分に拭いておかないと腐食やさびの原因になるので注意してください。

特に金具の結合部分は、小さな砂が入り込んだりすると、次の使用時の故障の原因になります。
遊んだ後で面倒だったとしても、砂が残らないように注意してください。