海にいったらごみを持ち帰ろう

ゴミ掃除

自然を守るための行動も大事

自然の中で生きている私たちですが、実はその自然が人間のせいで脅かされていることをご存知でしょうか。
実はいま、海のゴミが本当に大きな問題になっています。
人間が捨てたゴミが海にいき、海に流れた大量のごみたちは海岸に打ち上げられてしまいます。それも、同じ海岸に何度も打ち上げられることをご存知ですか?
潮の流れに乗って漂流したごみたちは、いつも同じ海岸に流れ着いてしまう…。
このため、その海岸はいつもゴミだらけになってしまい、周辺の環境が著しく悪化する原因となってしまっています。砂浜を埋め尽くすように流れ着いたごみたちを撤去することは難しく、そのままにせざるをえないという現実…。
これは本当に困ったことです。
そして、こういったごみたちは海の生き物たちにも非常に大きな影響を与えています。

ゴミが海に漂うと…

海のゴミが生態系に与えるダメージをご存知でしょうか。
海のゴミは、ちょっとみるとクラゲにみえるようなものがたくさんあります。
白いビニール袋などは、海の中にただよっているとクラゲにしか見えません。
そういったごみを、カメが食べてしまうのです。
他にも、プラスチックのものを魚と間違えてカメが食べてしまうという被害が続出しています。
もちろん、これらのことは命に係わる事態です。
また、釣り糸が魚たちにあたえる影響をご存知ですか?釣り糸が身体に巻き付いてしまうと、それが魚たちの体を傷つけたり、首を絞めたりして命にかかわるような怪我を負うことがあります。
イルカなども間違って食べて命を落としてしまう可能性がありますので、注意が必要です。ぜひ、この注意に関しては必ず頭に入れておいてください。

だからこそ、ごみは持ち帰る

ゴミは必ずしも日本ででたものとは限りません。
でも、もしかしたら私たちが投げたゴミが生き物を苦しめてしまうかもしれないのです。
だからこそ、海に行ったら必ずゴミは持ち帰りましょう。
ペットボトル、ビニール袋、どれでもみんな必ずもちかえって、自宅で処分することが必要です。
私たち人間のせいで、本当にたくさんの生き物たちが傷ついてしまっているということをわすれてはいけません。
人間のせいで、絶滅した生き物が本当にたくさんいます。
そういった動物たちがもう増えないように、私たちは前向きな努力をしていく必要があるのではないでしょうか。
動物たちが犠牲になるちいうのは、本当に悲しく残酷なことですからね。